On the Practice Using Information and Communication Technology by Student of Professional Schools for Teacher Education

昨今の社会を取り巻く様々な要因により教育におけるICT活用は待ったなしの状態である。ICTは様々な場面で活用可能であるし、うまく活用すれば圧倒的に効果があるとはいえ、新しい取り組みに手を出すには時間や専門知識が必要となるため、現職教員が取り組むにも限界がある。一方、教職大学院生は実習校に比較的長い期間（約1年半）実習に入るため、学生ならではの軽いフットワークを生かした面白い取り組みが可能となることもある。本論文では本学教職大学院生による小学校プログラミング教育と運動会の動画配信の実践事例を紹介し、教育におけるICT活用について様々な議論を行う。