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Progress status of Monitor of All-sky X-ray Image (MAXI)
- Source :
- 第5回宇宙科学シンポジウム = Proceedings of the 5th Space Science Symposium. :682-685
- Publication Year :
- 2005
- Publisher :
- 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部, 2005.
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Abstract
- MAXI(Monitor of All-sky X-ray Image)は、全天のX線天体を史上最高の感度で監視する観測装置である。国際宇宙ステーション(ISS)/国産実験モジュール「きぼう(JEM)」/「船外実験プラットホーム(曝露部)」の初期利用ミッションの1つである。2種類のX線スリットカメラ(X線CCDを用いた「SSC(Solid-state Slit Camera)」とガス比例計数管を用いた「GSC(Gas Slit Camera)」)を搭載し、それぞれ0.5-10keV、2-30keVのエネルギー領域で観測を行なう。MAXIは、巨大ブラックホールをその中心核に持つ活動銀河、銀河系外で起こる超新星の爆発、宇宙最大の謎の爆発であるガンマ線バーストなどを、これまでにない感度で全天にわたって監視し、突発現象の発生を全世界に速報する。また、活動銀河の全天分布観測による「宇宙の大構造」の解明や、我が太陽系を取り囲む超新星の名残と考えられる高温度領域のX線マップの作成を行なう。MAXIの開発は、宇宙航空研究開発機構、理化学研究所、大阪大学、東京工業大学、青山学院大学、日本大学の協力で進められている。2004年3月に詳細設計(CDR)が終り、現在は、「1次噛み合わせ」(2006年4月)に向けたフライト品の製作と較正試験の段階である。また、これまでのMAXI開発過程を総括した「中間報告書」が近く完成する。打ち上げは2008年を予定している。<br />資料番号: AA0049122162
Details
- Language :
- Japanese
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- 第5回宇宙科学シンポジウム = Proceedings of the 5th Space Science Symposium
- Accession number :
- edsair.jairo.........d482e14e1e0c3d4f030b609838358fcc