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Effects of Different Color Temperature and Illuminance of Lighting on Visual Function in 40-Year-old Subjects:Focusing on the Focal Adjustment Response Distance and Visibility

Source :
石川看護雑誌 = Ishikawa Journal of Nursing. 19:51-63
Publication Year :
2022
Publisher :
石川県公立大学法人 石川県立看護大学, 2022.

Abstract

40 歳代女性の視機能が加齢とともにどのように変化しているのか、またこの変化に室内照明がどのように影響するかを20 歳代と比較し,眼の焦点調節機能と視認性の側面から明らかにすることを目的とした.40 歳代12 名,20 歳代8名に2種類の実験を行った.実験1は,色温度を3100K と4200Kの2条件設定し視作業負荷を与え,焦点調節機能の視作業負荷の前後変化を求める実験であり,実験2は照度を10lx,300lx,650lx の3条件設定しランダムな向きのランドルト環の中から指定した向きのランドルト環の探索数と正答率を求める実験を行った.40 歳代の焦点調節応答距離は,視作業前において有意に20 歳代より長かった.本実験環境下では,視作業前後の調節機能に年代間で有意な差は検出されなかった.ランドルト環の探索数が20 歳代より40 歳代の方が全条件で下回り,視認性の低下が示唆された.

Details

Language :
Japanese
ISSN :
13490664
Volume :
19
Database :
OpenAIRE
Journal :
石川看護雑誌 = Ishikawa Journal of Nursing
Accession number :
edsair.jairo.........bdf17d2620c1dfec032f8a6670a73847