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The Development of an Education Program for Picture Book Narration :What Was Learned by Reading Aloud With Local Volunteers\n
- Source :
- 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 人文科学・社会科学編. (2):229-242
- Publication Year :
- 2019
-
Abstract
- 本稿は、保育者養成において、学生がより良い「読み語り」の実践ができるための授業のあり方について検討し、課題を探ることを目的とする。より良い「読み語り」とは、聞き手に様々な空想体験を提供し、読み手との「心地よい交流」を通して、乳幼児の人格形成に関わる豊かな感性を育む土壌づくりになるものである。第一筆者は、保育者が行う「読み語り」が保育者と子ども、子どもと子どもの心を繋ぎ、良好な関係を築くことができるという保育体験から、学生が絵本の魅力や価値について認識を深め、「読み語り」への意識やスキルを高める取り組みが大切と考えた。そこで、2018年度前期に、担当する授業の中に絵本に関する教育プログラムを組み込み、実践を試みた。取り組みの中で、学生が多様なジャンルの絵本と出会い、絵本への興味・関心を高めるとともに「読み語り」のスキルを向上させたいという意欲の高まりが明らかになった。本稿では、絵本に関わる教育プログラムの取り組みについて報告する。
Details
- Language :
- Japanese
- ISSN :
- 24339180
- Issue :
- 2
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- 鈴鹿大学・鈴鹿大学短期大学部紀要 人文科学・社会科学編
- Accession number :
- edsair.jairo.........8eb4a740f25642810d09caa03fbe546c