博士人材等の能力育成に関するデータや情報の政策への活用

英国では、10 年近くに渡って博士学生やポストドクターに対する能力育成や強化に関わる取組み\n（transferable skills training,下記参照）が組織的に実施されており、世界で活躍できる研究者の育成\nや能力開発の実践と、関連するデータの蓄積や分析、政策への活用が進められている。\n本講演では、英国においてこれらの取組に主導的に携わっておられるリサーチ・カウンシルUK 及びVitae の担当者をお招きし、transferable skills training の内容やその支援体制、関連して実施されている調査内容の紹介と併せて、能力育成や強化に関連した取組みを通じて蓄積されたデータや情報をいかに分析し、政策に活用しているのかについて紹介いただく。\nこのような英国における実践内容、成果を紹介いただくことにより、我が国における今後の研究人材の育成のあり方、データの活用の方向性に関する示唆を得ることを目的とする。