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Fe-Mo合金の高温高圧水素化反応とbcc相の回収

Authors :
Utsumi, Reina
Saito, Hiroyuki
Watanuki, Tetsu
Machida, Akihiko
Publication Year :
2020

Abstract

ギガパスカル(1万気圧)を超える圧力下で合成された高圧水素化物相は、例えばFeHxのように、室温での減圧過程で水素を放出し、金属が常圧相に戻るものもあれば、MoHxのように高圧水素化物相が準安定状態として常圧に回収できるものもある。金属元素に比べて水素の方が容易に拡散できることを考えると、減圧過程で水素を放出しても、金属格子が高圧水素化物相と同じ構造で、または、常圧相とは異なる準安定構造で回収することが可能となるかもしれない。私たちはFe-Mo合金が圧力6万気圧以上の高圧下でhcp構造の水素化物を形成すること、そして、その水素化物が室温での減圧過程で水素を放出し準安定なbcc構造をとることを見いだしたので報告する。<br />日本金属学会 2020秋期第167回講演大会

Details

Language :
Japanese
Database :
OpenAIRE
Accession number :
edsair.jairo.........4950da65f72bd3a3a37b4eee43edfa23