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原著 要介護高齢者が使用する歩行補助具の種類を識別する身体機能
- Source :
- 西九州リハビリテーション研究. 14:15-19
- Publication Year :
- 2022
- Publisher :
- 学校法人永原学園 西九州大学リハビリテーション学部, 2022.
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Abstract
- [目的]要介護高齢者が使用する歩行補助具の種類を識別する身体機能を検討した. [方法]対象は,要介護高齢者763名とした.独歩群,杖群,歩行器群に分けて,各測定項目を Kruskal-Wallis 検定で比較した.次に,歩行補助具の種類を識別する身体機能を多項目ロジスティック回帰分析から検討し,選択された身体機能のカットオフ値を求めた. [結果]独歩群と杖群を識別する身体機能は,30‐second chair stand test(CS‐30)と開眼片脚立ち時間合計が選択された.カットオフ値は CS‐30が8回,開眼片脚立ち時間合計が12秒であった.杖群と歩行器を識別する身体機能には,握力合計が選択された.カットオフ値は握力合計が31.6㎏であった.[結論]要介護高齢者の独歩群と杖群は,CS‐30および開眼片脚立ち時間合計で,杖群と歩行器群は握力合計によって識別できる可能性が示唆された.
Details
- Language :
- Japanese
- ISSN :
- 24348783
- Volume :
- 14
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- 西九州リハビリテーション研究
- Accession number :
- edsair.jairo.........1ea9dc0037a9c0f3c9763209463d135d