Formation of an Intermediate Valence Icosahedral Quasicrystal in the Au-Sn-Yb System

Au-Sn-Yb準結晶の合成に成功し、この準結晶において2価と3価との中間価数状態のYbが準周期配列するという系が実現していることを明らかにした。Yb価数はYb吸収端近傍のX線吸収分光測定により2.18価であることを決定した。これは、Au-Al-Yb準結晶に続く2例目の常圧で価数揺動状態の準結晶の発見である。