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「学びの3つのモード論」における「環境」「人間関係」からの一考察

Source :
初等教育 : 教育と実践. 45:10-19
Publication Year :
2022
Publisher :
別府大学短期大学部初等教育科・保育課児童学会, 2022.

Abstract

乳幼児期の子どもは、身のまわりの人やものなどの環境と関わり、遊びや生活の中で主体的に探索活動などを行いながら、いろいろな経験をしていく。その経験のなかには様々な学びがあり、その学びは身体機能の発達、人間関係の発達、思考の発達など発達の側面と関連してくる。子どもは遊びや生活の中で学び、発達していくのである。遊びの中での学びをとらえてみると、遊びながら学んだ事が思考力・判断力・表現力などを育み、知的な発達へつながると思われる。この「学び」については、三つの基本的なあり方「学びの三つのモード」があると考える。この「学びの三つのモード」における学び仕方については、「入り込む学び」、「眺める学び」、「想像力による学び」に分けられ、重要なことは「入り込む」経験が、「眺める」ことや「想像力」をより豊かにするということである。また、この「学びの三つのモード」には、「人間関係」と「環境」が大きく関わり、影響を与えている。

Details

Language :
Japanese
Volume :
45
Database :
OpenAIRE
Journal :
初等教育 : 教育と実践
Accession number :
edsair.jairo.........02337e0ed106516853ff383b7e84d526