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Body measurement of native fowls in Korea

Authors :
Tsutomu Hashiguchi
Yoshihiro Hayashi
Cha-Soo Lee
Koshi Mochizuki
Takao Nishida
Source :
Nihon juigaku zasshi. The Japanese journal of veterinary science. 45(2)
Publication Year :
1983

Abstract

韓国在来鶏の雄14羽と雌42羽を計測し, 既報のインドネシア, フィリピンおよびマレーシア在来鶏の計測値と, 多変量解析法および単変量解析法によって比較検討した. その結果, 以下の形態学的特性が明らかにされた. (1)雄の韓国在来鶏はインドネシア在来鶏およびフィリピンとマレーシアの闘鶏型在来鶏とともに最大型群を形成する. (2)この最大型群のなかで, 雄の韓国在来鶏の形はインドネシア在来鶏およびマレーシアの闘鶏型在来鶏に似ているが, フィリピンの闘鶏型在来鶏とは非常に異なっている. (3)雌の韓国在来鶏は計測した雌在来鶏群のなかで最も大きく, さらにフィリピンとマレーシアの非闘鶏型の雄よりも大きい. (4)韓国在来鶏では雌雄間の大きさの差は著しいが, 形の差は大きくない. 本研究では8計測部位が主成分分析に用いられ, そのうち翼長と長骨長が鶏体の大きさと形の識別に, 最も適していることが明らかにされた.

Details

ISSN :
00215295
Volume :
45
Issue :
2
Database :
OpenAIRE
Journal :
Nihon juigaku zasshi. The Japanese journal of veterinary science
Accession number :
edsair.doi.dedup.....d5a0fceb152bb2ef7ac7b22ab6c35722