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Fabrication of GaN/Diamond Heterointerface and Interfacial Chemical Bonding State for Highly Efficient Device Design

Authors :
Yutaka Ohno
Yasuo Shimizu
Yasuyoshi Nagai
Koji Koyama
Ayaka Kobayashi
Makoto Kasu
Naoteru Shigekawa
Seong-Woo Kim
Jianbo Liang
Source :
Advanced Materials. 33:2104564
Publication Year :
2021
Publisher :
Wiley, 2021.

Abstract

研究グループは、窒化ガリウムとダイヤモンドの直接接合に成功しました。窒化ガリウムを利用したトランジスタは、シリコンに代わる次世代半導体として、携帯電話の基地局などで幅広く使用されているものの、動作時に極度に温度上昇するため性能が大きく制限されています。加えて大型の放熱部材も必要です。研究グループは、地球上で最も熱伝導率が高く、最も効率的に熱を逃すことができるダイヤモンドと窒化ガリウムとの常温での直接接合に成功し、直接接合が1,000℃の熱処理にも耐えることを実証しました。更に、接合に際してダイヤモンドの結晶構造が壊れるものの、熱処理することで再結晶化することを明らかにしました。これは界面で高い熱伝導率が保持することを示します。今回の成果により窒化ガリウムトランジスタで発生する温度上昇をこれまでの1/4倍程度まで抑制でき、大幅な省エネにつながると予測されます。今後、窒化ガリウムトランジスタの使用範囲が拡大し、レーダーやインバータなどの大電力用途にも使用できるとともに、持続可能な社会の実現にも貢献すると期待されます。<br />The direct integration of gallium nitride (GaN) and diamond holds much promise for high-power devices. However, it is a big challenge to grow GaN on diamond due to the large lattice and thermal-expansion coefficient mismatch between GaN and diamond. In this work, ...

Details

ISSN :
15214095 and 09359648
Volume :
33
Database :
OpenAIRE
Journal :
Advanced Materials
Accession number :
edsair.doi.dedup.....b62237abfb47dd43680cbd114924d5fc