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Amylase assay in hyman serum using an oligosaccharide dehydrogenase-modified graphite paste electrode containing benzoquinone

Authors :
Tokuji Ikeda
Toshiaki Usui
Hideaki Kinoshita
Yoshiaki Kaneda
Source :
BUNSEKI KAGAKU. 41:T145-T149
Publication Year :
1992
Publisher :
Japan Society for Analytical Chemistry, 1992.

Abstract

1,4-ベンゾキノンを練り込んだグラファイトペースト表面にオリゴ糖デヒドロゲナーゼを固定した電極を用いるとグルコース及びオリゴ糖の酸化電流が得られ,単位濃度当たりの電流値はグルコース,マルトース,マルトトリオース,マルトペンタオースの順に減少した.マルトペンタオースを基質にしてアミラーゼを添加するとマルトースとマルトトリオースが生成するので,電流値が増大し,単位時間当たりの電流値変化はアミラーゼ量に比例した.しかしアミラーゼ活性の低い血清の測定ではベース電流及び測定ごとの変動の大きさが無視できない値となった.a-グルコシダーゼを添加して,マルトース,マルトトリオースを更にグルコースにまで分解させると,単位時間当たり7倍大きい電流値変化が測定され,実分析に十分な測定感度となった.本法で得られた血清アミラーゼ活性値と,臨床的に使用されている比色法による値との相関係数はr=0.974,(n=13)であった.

Details

ISSN :
05251931
Volume :
41
Database :
OpenAIRE
Journal :
BUNSEKI KAGAKU
Accession number :
edsair.doi...........e71cf43ec3bb7914535a202306868b90