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Ultrastructure of the Parotid Lesion in Sjögren's Syndrome

Authors :
Goro Ishikawa
Norihiko Okada
Akira Komori
Yasunori Takeda
Source :
THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN. 45:607-617
Publication Year :
1978
Publisher :
The Stomatological Society, Japan, 1978.

Abstract

Sj隸grenQの耳下腺について, 特にいわゆる筋上皮島を中心に観察した。試料は47歳の女性からの生検組織である。光顕的には腺実質は高度のリンパ性細胞で置換され, リンパ性組織内には筋上皮島が散見された。電顕的には, 1.筋上皮島構成細胞は明調細胞, 暗調細胞と筋上皮細胞の3種の上皮細胞で, これら細胞間に浸潤したリンパ球, 形質細胞がみられた。明・暗調の上皮細胞内には時にtonofilamentと考えられる束状の細線維が散見された。2.筋上皮島内外の光顕的に無構造な硝子様物は上皮細胞に隣接した微細線維状物で間質の膠原線維と混在していた。この部ではbasal laminaは不明瞭で, 時に同部に高電子密度で不規則な無構造沈着物をみた。3.筋上皮島周囲の浸潤細胞は主にリンパ球で, 粗面小胞体の発達した形質細胞も散見された。毛細血管には著変はないが, 全般に内皮細胞は腫脹し, 数ヵ所で内皮細胞内の拡張した粗面小胞体内にtubuloreticular structureがみられた。

Details

ISSN :
18845185 and 03009149
Volume :
45
Database :
OpenAIRE
Journal :
THE JOURNAL OF THE STOMATOLOGICAL SOCIETY,JAPAN
Accession number :
edsair.doi...........c4ebcd0815de792407e64611f242352c
Full Text :
https://doi.org/10.5357/koubyou.45.607