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Syntheses of Conducting Polymer Nanoparticles in Supercritical Carbon Dioxide as a Solvent
- Source :
- KOBUNSHI RONBUNSHU. 66:513-518
- Publication Year :
- 2009
- Publisher :
- Society of Polymer Science, Japan, 2009.
-
Abstract
- 超臨界二酸化炭素(scCO2)を溶媒として用いた化学酸化重合法によりピロール(Py)を重合し,導電性高分子であるポリピロール(PPy)を得た.反応開始剤として,scCO2 に可溶なビストリフルオロアセトキシヨードベンゼン(BTI)を用いることで,助溶媒等の有機溶媒を必要としない溶媒フリーな導電性高分子の重合プロセスとした.得られた PPy の形状を走査型電子顕微鏡(SEM)および動的光散乱(DLS)により評価した.得られた形状と実験条件の関係から粒子径分布幅の狭いナノ粒子となる条件を決定し,PPy ナノ粒子の合成を検討した.この結果,Py 0.1 M,BTI 0.005 M,圧力 20 MPa,温度 40℃,反応時間 1 h を最適条件とした.この反応条件において,50~90 nm 程度の粒子径分布幅の狭いナノ粒子が得られることが明らかとなった.さらに,ピロール誘導体の一つである 3-ヘプチルピロール(HPy)についてもナノ粒子の合成に成功した.
Details
- ISSN :
- 18815685 and 03862186
- Volume :
- 66
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- KOBUNSHI RONBUNSHU
- Accession number :
- edsair.doi...........b62f934e74e0aa74dc0f821622bafc52
- Full Text :
- https://doi.org/10.1295/koron.66.513