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The Comparison of Muscle Protein Turnover Rate among the Egg Type, Meat Type and Japanese Native Chicken Stocks
- Source :
- Nihon Chikusan Gakkaiho. 61:701-706
- Publication Year :
- 1990
- Publisher :
- Japanese Society of Animal Science, 1990.
-
Abstract
- 本研究では卵用種,肉用種および日本在来種のニワトリについて,4週齢時における筋肉蛋白質代謝回転速度の分析を行なった.筋肉蛋白質代謝回転速度は糞尿中のNτ-MHの排泄量より推定した.卵用種,肉用種および在来種の筋肉蛋白質の合成速度(Ks)はそれぞれ6.2-6.8%/day,7.3-8.9%/dayおよび8.8-12.6%/day;また分解速度(Kd)はそれぞれ4.6-5.1%/day,2.8-3.0%/dayおよび6.1-7.7%/dayと評価された.また,在来鶏は一般に合成速度および分解速度共に高い値を示す傾向にあり,Kdは卵用種および肉用種の約2倍の値を示した.Ks/Kd値は卵用種,肉用種および在来種において,それぞれ1.22-1.48,2.61-2.97および1.40-1.68と評価された.筋肉蛋白質の蓄積効率と考えられる(Ks-Kd)/Ksは卵用種,肉用種および在来種でそれぞれ17.7-32.4%,61.6-66.3%および28.8-40.5%と計算され,ブロイラーは他の鶏種に比較して蓄積効率が高いことが示された.筋肉蛋白質代謝回転速度のこれらの鶏種間のちがいは,それぞれの鶏種の産肉性や飼料利用性の実態をよく反映している.
Details
- ISSN :
- 18808255 and 1346907X
- Volume :
- 61
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- Nihon Chikusan Gakkaiho
- Accession number :
- edsair.doi...........9e82d2c91e2e341d098a3cc3c899e390
- Full Text :
- https://doi.org/10.2508/chikusan.61.701