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Pathomorphologic study on hepatocellular carcinoma showing hyperechoic pattern

Authors :
Osamu Nakashima
Yasuo Majima
Hideki Saitsu
Masamichi Kojiro
Kazumitsu Kiyomatsu
Shigetaka Sugihara
Osamu Edamitsu
Toshimichi Nakayama
Kyuichi Tanikawa
Source :
Kanzo. 32:618-624
Publication Year :
1991
Publisher :
Japan Society of Hepatology, 1991.

Abstract

超音波検査にて高エコー像を呈する肝細胞癌の病理組織像について検討した.対象とした3cm以下の肝細胞癌切除例88例中,高エコー像を呈したのは34例(38.6%)であり,腫瘍径別では1cm以下では9例中1例,1.1~2.0cmでは38例中17例,2.1~3.0cmでは41例中16例と1.1~2.0cmで最も高頻度であった.高エコーの組織像としては,癌細胞の脂肪化20例,偽腺管構造6例,Peliosis hepatis様に拡張した血洞より成る6例,淡明細胞化および線維化が各1例にみられ,脂肪化によるものが最も高頻度であった.なお,脂肪化により高エコー像を呈した症例では,脂肪化は癌組織の1/3以上に認められるもので,また,高エコーを呈する偽腺管型肝細胞癌は偽腺管の嚢胞状拡張を伴うものに限られていた.

Details

ISSN :
18813593 and 04514203
Volume :
32
Database :
OpenAIRE
Journal :
Kanzo
Accession number :
edsair.doi...........98fa6553cb66f9bd921e106283d5ac75