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Experimental study for chronic epicardial recording from His bundle

Authors :
Akira Furuse
Akihiko Sekiguchi
Yutaka Kotsuka
Source :
Japanese Journal of Electrocardiology. 17:374-384
Publication Year :
1997
Publisher :
The Japanese Society of Electrocardiology, 1997.

Abstract

雑種成犬を用いて心外膜側から連続的ないし経時的にHis束電位を記録する方法を実験的に研究した.ます心外膜側からマッピングを行いHis束電位の記録可能部位は, 右心房と大動脈根部との境界であるaorto-atrial grooveを中心とする領域であることを同定した.続いて安定した記録のために針電極を自家作成し, 記録可能部位の2ケ所に刺入し双極誘導で記録した.この電極刺入点は実験犬のホルマリン固定した心臓標本の刺激伝導系を剖出して検討することにより決定した.さらに従来のカテーテル電極による心腔内電位記録を対照として, 心房頻数刺激法と心房早期刺激法を行い, A-HおよびH-V時間の変化を検討することにより, 心外膜側から記録されたspike電位をHis東電位と同定した.本研究によるHis東電位記録法は, 記録部位の指標を示すことで, より普遍化され簡便な記録法として基礎的, 臨床的応用も可能と考えられた.

Details

ISSN :
18842437 and 02851660
Volume :
17
Database :
OpenAIRE
Journal :
Japanese Journal of Electrocardiology
Accession number :
edsair.doi...........8940abb4be67bf9b5eb9fd4721ade42f
Full Text :
https://doi.org/10.5105/jse.17.374