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耐候性鋼の腐食減耗予測モデルに関する研究

Authors :
Kazumi Matsuoka
Hiroshi Takezawa
Hiroshi Kihira
Takashi Kusunoki
Harada Yoshiyuki
Koji Tanabe
Hiromichi Yasunami
Tanaka Mutsuto
Source :
Doboku Gakkai Ronbunshu. 2005:780_71-780_86
Publication Year :
2005
Publisher :
Japan Society of Civil Engineers, 2005.

Abstract

耐候性鋼の超長期にわたる腐食減耗予測法について研究を行った. さび安定化概念にもとづく思想を体系的に展開し, 腐食速度パラメータを推定するアルゴリズムや数式モデルの立案, 地域気象情報のデータベース化, 簡易な飛来塩分量および硫黄酸化物量の推定法などを策定した. 複雑な計算過程を容易に操作できるよう, 内桁条件における腐食減耗予測シミュレーションソフトウェアも開発した. 前記の思想展開により, 設計にて考慮すべき予測腐食減耗量を見極めるための工学的指標群を初めて具体的かつ体系的に整理・提案し, 長期耐久性の実現に関わる数多な構成技術要素保障項目の関連性を明確にした. 今後の進化へ向けて検討すべき点を明らかにしつつ, 現在までの進捗内容を詳細に報告する.

Details

ISSN :
18827187 and 02897806
Volume :
2005
Database :
OpenAIRE
Journal :
Doboku Gakkai Ronbunshu
Accession number :
edsair.doi...........7e9114340d34bcb12820148a5726905f