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Synthesis of Triazine-Based Solid Polymer Electrolyte Bearing Oligo (ethylene oxide) Chain

Authors :
Masaki Muramatsu
Hideo Kunisada
Koji Takagi
Yasuo Yuki
Source :
KOBUNSHI RONBUNSHU. 62:208-213
Publication Year :
2005
Publisher :
Society of Polymer Science, Japan, 2005.

Abstract

3本, もしくは4本のオリゴエチレンオキシド鎖を有するイソプロペニルトリアジンモノマー (3EO3と4EO3) を合成し, ラジカル重合によりホモポリマー (Poly3EO3とPoly4EO3), およびスチレンやメチルアクリレートとのコポリマー (Poly-4EO3SnとPoly4EO3Mn (nはスチレン, メチルアクリレートのモル分率)) を合成した. 側鎖のセグメント運動に由来するガラス転移温度は, -70℃以下と非常に低い値を示した. 上記ポリマーに過塩素酸リチウムを混合したポリマー電解質において, Poly4EO3の場合には, 低いガラス転移温度 (-52℃) を保持していた. GPCやICP測定の結果, Poly4EO3は, モノマー単位に二つのリチウムイオンを配位していることがわかった. 一方, リチウム塩をドープしたPoly3EO3では, ガラス転移温度が38℃まで上昇した. さらに, リチウム塩を少量ドープしたポリマーを用いてイオン伝導度測定を行った結果, 4EO3とメチルアクリレートを85: 15のモル比で含むコポリマー (Poly4EO3M15) にトリフルオロメタンスルポニルイミド塩を添加したものが, 比較的高いイオン伝導度 (1.15×10-4S/cm) を示した.

Details

ISSN :
18815685 and 03862186
Volume :
62
Database :
OpenAIRE
Journal :
KOBUNSHI RONBUNSHU
Accession number :
edsair.doi...........749fe740f6415b559c06a1b5dbe4da78
Full Text :
https://doi.org/10.1295/koron.62.208