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Effect of Aloe arborescens Miller. on Hyaluronic Acid Synthesis by Dermal Fibroblasts

Authors :
Hitoshi Masaki
Kei Obayashi
Shouichi Yahagi
Yuri Okano
Tsurumi Yoshiko
Source :
Journal of Society of Cosmetic Chemists of Japan. 35:243-248
Publication Year :
2001
Publisher :
Japan Society of Cosmetic Chemists of Japan, 2001.

Abstract

皮膚の老化をより印象づける, 「しわ」や「たるみ」といった現象は, 種々の真皮マトリックスの構造変化に由来すると考えられている。真皮マトリックスの中でもグリコサミノグリカンは, 膠原線維 (collagen) や弾性線維 (elastin) などの構造基盤を成す成分の間隙を埋めるものであり, 皮膚の水分保持や柔軟性に関わりが深い。今回われわれはこれらグリコサミノグリカンの一種であるヒアルロン酸 (HA) に注目した。線維芽細胞を用いたin vitroの系でHA合成を促進させる植物抽出物の探索を行ったところ, 数種の植物抽出物に有効なHA合成促進効果を認め, その中でもキダチアロエに高い活性を認めた。成分分画を行い活性を追ったところ, 比較的高極性画分に活性が移行することを確認した。また, 分画に伴いその活性は増大した。さらに線維芽細胞にその存在が認められているHA合成酵素 (HAS) のmRNA発現について検討を行い, 分画後のフラクションにHAS 2 mRNA発現量の増加を確認した。

Details

ISSN :
18844146 and 03875253
Volume :
35
Database :
OpenAIRE
Journal :
Journal of Society of Cosmetic Chemists of Japan
Accession number :
edsair.doi...........73c6ef4d2b70fb165845bc6ff37f2d4e
Full Text :
https://doi.org/10.5107/sccj.35.3_243