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A Case of Gastric Cancer Responded Dramatically to Docetaxel for Chemotherapy
- Source :
- The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 39:44-48
- Publication Year :
- 2006
- Publisher :
- The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery, 2006.
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Abstract
- 胃癌に対する化学療法のsecond-lineとしてtaxaneの有効性が注目されている. Stage IV進行胃癌に対しdocetaxel化学療法が奏効し, 切除しえた1例を経験したので報告する. 症例は70歳の男性, 内視鏡検査で胃癌の診断となった. 腹部CTで膵体尾部, 脾門部への浸潤を認め切除不能の診断でTS-1 100mg/日を1クール (4週) 投与するもPDのためCPT-11 100mg/日 (3投2休) 施行した. 治療効果はPRだったが2クール終了後PDとなり, TXT療法開始80mg/回を3週間隔で4クール施行後, 内視鏡上腫瘍病変, また腹部CT上膵臓, 脾門部への浸潤もほぼ消失 (PR) した. その後, 胃全摘術, 膵体尾, 脾, 胆. 切除, リンパ節郭清 (D3) を施行し, 術後12か月現在外来通院中である. 組織学的所見では, 癌細胞は胃固有筋層から漿膜下のごく一部とそれに連続した膵体部のみで, 胃粘膜面には認めなかった. 胃癌におけるTXTの化学療法は有効性が期待できると考えられた.
Details
- ISSN :
- 13489372 and 03869768
- Volume :
- 39
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery
- Accession number :
- edsair.doi...........706394649298238f3bac7fed422c585a
- Full Text :
- https://doi.org/10.5833/jjgs.39.44