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The Saliva Secretion Test in Stroke Patients: Reliability of the Saxon Test
- Source :
- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine. 40:858-862
- Publication Year :
- 2003
- Publisher :
- Japanese Association of Rehabilitation Medicine, 2003.
-
Abstract
- 脳卒中患者の口腔内環境は劣悪なことが多い.唾液は口腔内環境に関与する因子だが,その定量は脳卒中患者でほとんど行われていない.そこでガーゼを噛むことで唾液量が測定可能なSaxon testに関し,脳卒中患者29名で再現性,年齢・片麻痺の重症度・嚥下障害の有無との関連を検討した.検査は同日に2回(2回目は15分後),後日(5日以内)に1回施行した.両者ともIntraclass correlationは0.94,0.81と高値であり,脳卒中患者においても信頼性は高かった.脳卒中患者の唾液分泌傾向は平均3.6gと,文献上における日本の健常者平均5gより少なく,シェーグレン症候群患者の1.4gより多かった.唾液分泌量低下が脳卒中患者の口腔状態を劣化させている可能性があり,その対策を検討する必要性が示唆された.その際,Saxon testは唾液分泌量の評価方法として利用可能であると考えられた.
Details
- ISSN :
- 1880778X and 0034351X
- Volume :
- 40
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
- Accession number :
- edsair.doi...........4d19d0f7db470f3f11ffaa43be62c494