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Cranio-maxillo-facial reconstruction using combined flaps with subscapular vessels

Authors :
Mobuya Monden
Tokiwa Morishita
Kunio Nishikawa
Motoki Nagata
Susumu Tominaga
Source :
Japanese jornal of Head and Neck Cancer. 25:489-505
Publication Year :
1999
Publisher :
Japan Society for Head and Neck Cancer, 1999.

Abstract

肩甲下動静脈茎複合皮弁を用いて頭蓋顎顔面骨の硬性再建を行い, モアレ法を併用した術後顔面形態の検討から肩甲下動静脈茎複合皮弁の有用性を示した。上顎全摘出術および頭蓋内外合併到達法による前頭蓋底手術には角枝を温存した分割肩甲骨皮弁で, 前中頭蓋底拡大切除には肩甲骨皮弁と広背筋 (皮) 弁を複合させた肩甲下動静脈茎複合皮弁を用いて上顎再建を行った。分割肩甲骨皮弁による上顎再建は角枝により栄養される肩甲下角骨と骨枝により栄養される外側縁骨による眼窩下壁および頬部~顔面口蓋骨の同時骨再建である。前中頭蓋底手術では前述の上顎再建に加えて広背筋弁で頭蓋底再建を行った。一方, 下顎を切除した舌・口腔咽頭癌に肩甲骨皮弁による下顎硬性再建を施行した。2カ所の骨弁内骨切りの必要な下顎彎曲部再建では骨枝と角枝の二重血管茎とした。顎顔面硬性再建症例の術後長期の形態維持は良好であるので, QOLを考慮し積極的に硬性再建を行うべきである。

Details

ISSN :
18839878 and 09114335
Volume :
25
Database :
OpenAIRE
Journal :
Japanese jornal of Head and Neck Cancer
Accession number :
edsair.doi...........4207950fb534b7d5afcbf1952090f3b1