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Palliative care for cancer patients who experience self-perceived burden: suggestions from an qualitative study for bereaved family members

Authors :
Yasuo Shima
Kazue Komura
Satoru Tsuneto
Tatsuya Morita
Terukazu Akazawa
Makiko Sanjo
Source :
Palliative Care Research. 7:142-148
Publication Year :
2012
Publisher :
Japanese Society for Palliative Medicine, 2012.

Abstract

終末期がん患者はしばしば家族や医療者に対する負担感(self-perceived burden)を経験するといわれている. 負担感を和らげるためのケアが必要とされる一方で, どのようなケアが望ましいかを実証した研究はほとんどない. 本研究では, 終末期がん患者の感じている負担感の実態と, 患者の負担感を和らげるために必要なケアを調査するために, 28名のがん患者の遺族を対象に半構造化面接を行った. 内容分析の結果, 「がん患者の負担感の内容」(例: 下の世話をしてもらうのがつらい), 「がん患者が行っていた負担感に対するコーピング」(例: 家族の仕事や予定を優先するようにいう), 「家族の気持ちと対応」(例: 患者の遠慮は家族への思いやりの表れだと思った), 「患者の負担感に対して必要なケア」(例: ことさら何かを強調するのではなく, 自然な言葉がけをする)が抽出された. 収集された患者の負担感を和らげるためのケアの有用性の評価が今後の重要な課題である.

Details

ISSN :
18805302
Volume :
7
Database :
OpenAIRE
Journal :
Palliative Care Research
Accession number :
edsair.doi...........3a9a6ea07c4ec6d0988b7cec44e0728b
Full Text :
https://doi.org/10.2512/jspm.7.142