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Removal of Diluted NO Using Activated Carbon Fibers

Authors :
Masakazu Anpo
Tooru Isoda
Kei Aoki
Masahiro Mori
Yasuo Omotehara
Source :
NIPPON KAGAKU KAISHI. :147-152
Publication Year :
1997
Publisher :
The Chemical Society of Japan, 1997.

Abstract

交差点やトソネル内におけるような低濃度NOの繊維状活性炭(ACF)による分離・濃縮に関連して,ACFのNO吸着除去特性を定電位電解方式NOセソサーを組み込んだ流通法・吸着試験により調べた..5PPmという低濃度のNO(空気あるいはN2中)は,入手した状態のままの未処理のACFによって常温で吸着できることがわかった.その際,試料ガスは乾燥することが不可欠であった.一方,大気中で加熱前処理したACFのNO吸着能は,PAN系ACFを除いて低かった.原料を異にする4種類のACFのNO吸着特性は異なり,PAN系ACFがもっとも良好なNO吸着能を示した.加熱処理してもNO吸着能を損なわない条件および加熱で低下したACFのNO吸着能を回復させる条件は,ACFがPAN系ACFであって,大気中,383KあるいはN2気流中,473Kで加熱処理をしたり,加熱処理のあと室内静置による吸湿を行う,といった限定されたものであった.NOを十分吸着したACFから加熱・脱離によって排出されるガス中にはNO2は少なく主としてNOであった.

Details

ISSN :
21850925 and 03694577
Database :
OpenAIRE
Journal :
NIPPON KAGAKU KAISHI
Accession number :
edsair.doi...........3877ff4350095ec32a87d369d4b33c49
Full Text :
https://doi.org/10.1246/nikkashi.1997.147