Back to Search
Start Over
Spectrophotometric determination of chlorine dioxide with Cresol Red
- Source :
- BUNSEKI KAGAKU. 40:373-376
- Publication Year :
- 1991
- Publisher :
- Japan Society for Analytical Chemistry, 1991.
-
Abstract
- pH指示薬であるクレゾールレッドは可視部に吸収を示すが,二酸化塩素により酸化され可視部の吸光度の減少が認められる.そこでこの酸化による可視部の吸光度減少を利用し,二酸化塩素の定量を行った.クレゾールレッドと二酸化塩素の反応におけるpHの影響は,1.0-3.0では吸光度が徐々に減少し,pH4.0以上では吸光度が増加し,不安定であったため,pH3.0を用いた.又吸光度測定時において,pH12.0以下では感度が悪いためpHは13.0とした.本法は二酸化塩素0.004-1.36ppmの範囲で各種イオンの妨害を受けることなく定量できた.定量下限は4ppbと他の方法に比べて高感度であり,簡便であった.
Details
- ISSN :
- 05251931
- Volume :
- 40
- Database :
- OpenAIRE
- Journal :
- BUNSEKI KAGAKU
- Accession number :
- edsair.doi...........2b31e092ddc3d689a4aac938bb3ec641
- Full Text :
- https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.40.8_373