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Utilization of continuous intravenous monitoring apparatus for blood glucose in ICU

Authors :
Yasufumi Asai
Hitoshi Imaizumi
Hiromitsu Kuroda
Yoshiki Masuda
Yuji Iwayama
Jun-ichi Kaide
Source :
Nihon Shuchu Chiryo Igakukai zasshi. 13:467-471
Publication Year :
2006
Publisher :
Japanese Society of Intensive Care Medicine, 2006.

Abstract

厳密な血糖コントロールは重症患者の予後を改善させると言われているが,頻回の血糖測定が必要で,実際の施行には障害が大きい。今回,経静脈的持続血糖測定器を使用する機会を得たので,精度を動脈血血糖値と比較検討し,さらに施行上の問題点について報告する。【対象と方法】当院集中治療室入院中に同意を得た6例のうち,静脈内に20ゲージ専用留置針を留置できた2例に,人工膵臓STG(R)-22(日機装,東京)に接続して血糖値を持続モニターし,動脈血血液ガス分析装置の血糖値と比較検討した。【結果】動脈血と静脈血,血糖値の間にはr=0.964と非常に高い相関関係が得られた。Bland-Altman plotでは,負の相関関係がみられた。【考察および問題点】血糖値が高くなるにつれ,STG(R)-22による静脈血血糖値が動脈血血糖値に比べて低値となったが,これは機械的な性能ではなく,血糖値の増加に従い,動静脈血較差が広がるためと考えられた。また,ICUのベッドサイドにおける使用に際しては機器が大きい,回路が長くできないといった問題があり,今後,さらなる改良の必要性が示唆された。

Details

ISSN :
1882966X and 13407988
Volume :
13
Database :
OpenAIRE
Journal :
Nihon Shuchu Chiryo Igakukai zasshi
Accession number :
edsair.doi...........27a976875b1a8fa5c9a7e5f07470ca58