Back to Search Start Over

Effects of Farm Practices on the Emergence of Tubers in Sea Club Rush (Scirpus planiculmis Fr. Schm.)

Authors :
Kazuo Chiba
Choji Kawashima
Source :
Journal of Weed Science and Technology. 37:134-139
Publication Year :
1992
Publisher :
The Weed Science Society of Japan, 1992.

Abstract

コウキヤガラ (Scirpus planiculmis Fr. Schm.) の防除法確立のための基礎的知見を得るため, 塊茎からの発生に及ぼす耕種操作の影響および種々な条件下での塊茎の寿命等について検討した。1. 代かき後は土中15cm以内に塊茎がほぼ均一に分布するようになった。また, 耕耘前よりも深層まで塊茎の分布範囲が拡大した。2. 同一塊茎を毎年水田の表層に置くと数年間萌芽が続き, 地表下30~40cmに埋められた場合には20年経過しても塊茎の半数は生存した。3. コウキヤガラの塊茎は低温および乾燥に対する耐性が比較的高い。4. 耕種操作は生長中の芽を土中に埋没して死滅させる効果があるが, 塊茎が作土の深層に移動した場合には, 繁殖源を後年度に持ち越してコウキヤガラの発生を長期化させるという一面もある。

Details

ISSN :
18824757 and 0372798X
Volume :
37
Database :
OpenAIRE
Journal :
Journal of Weed Science and Technology
Accession number :
edsair.doi...........182d6131b6ed3cb0b5cfa2a84d40c2f7