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Development of Hydrolysis Prediction System Using Reaction Analysis with Quantum Chemical Calculation

Authors :
Yoshiyuki Noguchi
Kenji Hori
Motoki Nakajima
Jun Yamada
Yuki Sakuratani
Source :
Journal of Computer Aided Chemistry. 8:103-113
Publication Year :
2007
Publisher :
Division of Chemical Information and Computer Sciences, 2007.

Abstract

我々は,化審法における生分解性予測に新たな視点を加えるため,その変化物生成の主たる要因の一つである加水分解予測に,量子化学計算による反応解析から得られる活性化エネルギーを判断指標の一つとして用いることを検討している。この過程において,MOPACベースでの平易な活性化エネルギーの算出を可能とするインタフェースとして,加水分解予測システムを開発した。このシステムでは,遷移状態付近の構造探索を効率的に行うために,過去の計算結果を利用する置換基法を,加水分解反応に特化して応用しシステム化した。その結果,エステル酸加水分解反応について,市販の量子化学計算ソフトウェアのみを用いた反応解析に比べ,大幅に計算時間を短縮しつつ,MOPACベースでの活性化エネルギー計算結果が得られることが判明した。今後,DFT計算やab initio MO計算といった上位の計算手法との併用も視野に入れ,生分解性予測へ活用することを検討している。

Details

ISSN :
13458647
Volume :
8
Database :
OpenAIRE
Journal :
Journal of Computer Aided Chemistry
Accession number :
edsair.doi...........15af9a7b8b290e60948b7c820cef60ed
Full Text :
https://doi.org/10.2751/jcac.8.103