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The mathematical analysis of the blood volume change during hemodialysis by continuously hematocrit monitoring

Authors :
Munehiro Kuno
Yasushi Asano
Kaoru Tabei
Yasuhiro Tsuchida
Makoto Inoue
Kunihiro Goto
Hirofumi Nagashima
Kaichirou Tamba
Koji Ueno
Susumu Ookawara
Source :
Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 31:1001-1005
Publication Year :
1998
Publisher :
Japanese Society for Dialysis Therapy, 1998.

Abstract

目的: CRIT-LINE (In-Line Diagnostics社製) で観察した血液透析中の循環血液量の変化パターンを数学的に解析した.対象および方法: 安定維持透析患者8名にCRIT-LINEを装着し各5回ずつの血液透析を施行し, それぞれでヘマトクリットを計測し%BVを算出した. この%BVをy=b×[1-exp(cX)]-aXで回帰する方法を検討し, さらに各係数と臨床的パラメーターとの相関を検討した.結果: 1) ヘマトクリットは透析開始直後より一旦は低下し, 開始後約1時間より終了まで上昇した. %BVは透析開始直後より一旦は増加するものの開始後約1時間より終了まで直線的に減少した. 2) %BVの直線部分をy=b-aXで回帰すると, 相関係数0.95以上の密な相関が得られた. また, %BVの曲線部分 [%BV-(-aX)] をy=b×[1-exp(cX)] で回帰すると直線部分の回帰と同様に密な相関が得られた. 3) 以上より%BVの変化曲線はy=b×[1-exp(cX)]-aXで回帰できることが明らかとなった. 4) 直線の傾きを表す係数aは0.0859±0.0051, 直線の切片である係数bは5.948±0.433, 初期の循環血液量の増加速度である係数cは-0.0396±0.0028であった. 5) 各係数と臨床的パラメーターとの相関を検討したところ, 係数aと除水量が弱い相関 (r=0.50, p

Details

ISSN :
1883082X and 13403451
Volume :
31
Database :
OpenAIRE
Journal :
Nihon Toseki Igakkai Zasshi
Accession number :
edsair.doi...........0d39c90cbeea8f16e2afc32781211db5