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手段的日常生活動作の実施状況に影響を与える要因に関する文献研究.

Authors :
近野智子
Source :
Journal of the Japanese Society of Human Care & Network. 2024, Vol. 22 Issue 1, p81-86. 6p.
Publication Year :
2024

Abstract

手段的日常生活動作 (Instrumental Activities of Daily Living; 以下 IADL) は生 活の質 (Quality of Life; 以下 QOL) を高め, 維持する上で必要不可欠な要素である. 在 宅復帰後, IADL の実施頻度が低下するなど, 患者の QOL の向上が図られていない現状があ る. 作業療法士は, 患者にとって重要な生活行為に焦点を当て, 治療・指導・援助を行う リハビリテーションの専門職であり, 在宅生活における IADL の実施において影響を与える 要因を把握することは重要である. 本研究では, 在宅生活における IADL の維持, 向上に寄 与する作業療法介入について検討するための基礎資料を得ることを目的とし, これまで報 告された退院後の IADL 実施状況に影響を与える要因に関する作業療法の研究 1)〜10)に着目 し, その知見を整理し, 在宅生活における IADL の実施状況に影響を与える要因を抽出し分 類した. その結果, 疾患特性, 不安等の心理状態, 獲得した ADL・趣味活動の習慣化のカ テゴリーが抽出された. [ABSTRACT FROM AUTHOR]

Details

Language :
Japanese
ISSN :
24343374
Volume :
22
Issue :
1
Database :
Academic Search Index
Journal :
Journal of the Japanese Society of Human Care & Network
Publication Type :
Academic Journal
Accession number :
181098868