1. Plasma Lecithin-Cholesterol Acyltransferase Activity in Hyperlipidemia
- Author
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Yasuhisa Fujii, Yoshito Shimizu, Masaki Kamoi, Mitsuo Kawauchi, Takehisa Kikuchi, Shiro Mizukawa, Tatsuo Sezaki, and Masayoshi Kibata
- Subjects
chemistry.chemical_compound ,chemistry ,Biochemistry ,Cholesterol ,Acyltransferases ,business.industry ,Hyperlipidemia ,medicine ,Arteriosclerosis ,Geriatrics and Gerontology ,medicine.disease ,business - Abstract
動脈硬化症を有する高脂血症患者および実験的高脂血性家兎を中心に, 血漿 Lecithin-Cholesterol Acyltransferase 活性を測定し, 血中脂質濃度との関係から, 高脂血症における本酵素の意義について検討した.本酵素活性は14C-free cholesterol を用いた赤沼らの方法に従って測定したが, 正脂血の動脈硬化症群では 健常群に比して本酵素活性は低下していたが, 高脂血症群では健常群と同様の活性値であった. 血中脂質濃度と本酵素活性との関係を検討したところ, 高脂血および正脂血の動脈硬化症症例では, 本酵素活性と中性脂肪,pre β リポ蛋白百分率および肥満度との間に有意の相関関係がみられた. ラノリン投与による高脂血性家兎でも, 対照家兎に比して, 本酵素活性は有意に亢進していた. 以上の成績から, 本酵素は血中脂質の濃度に適応して, 脂質の担送に重要な機能を果たしているものと考えられる.
- Published
- 1972
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