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奈良教育大学附属小学校では、少人数教育の試みとして、少人数授業と少人数学級の実践をおこなっている。少人数授業は、 2006年度の学長裁量経費が採択され、第1学年でおこなわれることになった。第1学年の3学級について、 「国語」 (主にひらがなの指導について)と「算数」とでおこなわれ、各学級を2分割し試みられた 2007年度は、引き続き第2学年でおこなわれている。少人数学級については、 2007年度の第1学年で、 1学級だけ少人数学級をつくり、他の2つの学級と比較検討する研究としておこなわれている。これは、大学の承認のもと、附属小学校の実践研究としておこなわれているものである。この報告は、ここまでの附属小学校の少人数教育(少人数授業・少人数学級)の試みを、概括的にまとめ、課題を示そうとしたものである。