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無定形高分子のPMMA試料の破断現象に対する静水圧効果を100MPaまでの圧力域で調べた．圧力下では試料は全てゼイ性破壊を示し，破断応力およびmode-I応力拡大係数(K_値)は圧力の増加と共に減少した．導電性塗料法で測定したクラック伝播速度は常圧での 10^2 m/sの値から，100MPaでは10^-1 m/sと急激な低下を示した．破断面の光学観察では破面のmorphologyは圧力の印加により大きく変化し，10～40 MPaの圧力下で破断した試料はクラックの進行方向に対し垂直に走る規則的な縞模様を呈した．この特異な縞模様における縞間の間隔は0.2～1.3 mmとクラック伝播速度値と比例関係を示した．