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本稿の主な主張は三点である。第一点は、Jackendoff(1977)のように、有標文に基づいてtwoなどの基数を名詞として扱うのは望ましくなく、数量詞と見做すのが妥当であるということである。第二点は、上記Jackendoffの方式では、as,too,soなどの度合いを示す表現が大範隯の指定辞において、主要語として生起することが許されており、また、このDegを含むSpecの繰り返しは、当該のDeg'''節点によってなされるという結論が下されているが、これは正しい構成素構造および修飾関係がとらえられない点で破棄されるべきであるということである。第三点は、形容詞、副詞の比較級、最上級を示すmore/less,most/leastの派生に関することである。