1. WHAT'S NEW in 皮膚科学 2022-2023
- Author
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常深祐一郎(編集)/鶴田大輔(編集) and 常深祐一郎(編集)/鶴田大輔(編集)
- Subjects
- Skin--Diseases--Handbooks, manuals, etc, Dermatology--Handbooks, manuals, etc
- Abstract
『WHAT'S NEW in 皮膚科学 2022-2023』をお届けいたします.『WHAT'S NEW in皮膚科学』シリーズは2年ごとに刊行されているわけですが,脈々と発刊できるためには,考えてみますと,2つの条件を満たす必要があります.1つ目は書籍1冊分のネタがあることです.無い袖は振れないわけで,ネタがないと書籍はできません.つまり2年間で書籍1冊分の新しいことが出てきている,そのくらい皮膚科学は日進月歩であるということを意味しています.もう1つは読者の皆様が購入してくださることです.売れなければ出版社は書籍を作れません(作りません).この2つを満たしているからこそ,本シリーズは継続できているのです. でも,この2つは独立の事象ではありません.皮膚科学はどんどん進んでいくので知識のアップデートをしたいわけですが,たくさんの論文を読むことや,多くの学会に幅広く足を運ぶことは,容易ではありません.そこで,新しい出来事がギュッと濃縮された『WHAT'S NEW in 皮膚科学』の需要が出てくるわけです. 2年分の皮膚科学の進化をご堪能いただけますと幸いです. (常深祐一郎「序文」より) COVID-19 が終息しないなかですが,『WHAT'S NEW in 皮膚科学2022-2023』をお届けします.まあ,見てみてください.目次を見るだけでワクワクします.たった2年でこれほどまで皮膚科領域に新しいことがあるのですね.今回から,常深先生と2人でタイトルを選別しました.学会発表を聴講したもの,抄録集や雑誌で目を引いたものを2人で厳選致しました.また,これまで,監修頂いていた宮地良樹先生にもサプライズで執筆者として登場して頂きました.見開き2ページに重要事項をまとめるのは大変な作業です.これを実現してくださった著者の方々に厚く御礼申し上げます. 本シリーズは臨床での新知見を中心に扱うというコンセプトがあります.このため,新規治療の項目が多くなります.このような新規治療は10年程度前の基礎医学的知見の具現化であると考えます.基礎皮膚科学研究はまだまだ衰えを知りません.2年に1度のアップデートが未来永劫続くことを確信致しております. (鶴田大輔「序文」より)
- Published
- 2022