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本稿では、地方議会において市民との協働という潮流がどのように捉えられてきたのか、議会会議録を手掛かりにその言説を分析した。テキストマイニング等の手法を用いて、第1に、協働言説のトレンドを分析した。結果、協働関連語句の頻出傾向は、新聞記事等における頻出傾向と類似していることが明らかになった。第2に、協働関連語句の共起ネットワーク分析を行った結果、協働の理念・実践は議会において肯定的に捉えられる傾向にあることがわかった。, 20周年記念特集号

本稿では、公的教育をめぐる政治家同士の戦略的相互依存の帰結として、地方自治体の公的教育サービスの分権的供給水準が内生的に決まることを理論的に示した上で、それが日本における少人数学級化を説明する要因になりうるかを、都道府県パネルデータを用いて検証する。実証分析の結果、理論が想定する自地域地方議会基盤からの影響は確認された一方、理論が想定する他地域地方議会基盤からの影響は、確認されなかった。, In this paper, I clarified how the decentralized provision of public education had endogenously been determined by strategic behaviors among central and local politicians based on a theoretical model under the circumstances that the two-tier governments shared accountability and yardstick competition occurs among local governments to provide public education. I examined the determinants of local public education services using Japanese prefectural panel data., 論説(Article)